なないろの虹(BTS空想小説別館)

オルペン&アミペンなARMYです。空想小説を書かせてもらっています。

2023-12-07から1日間の記事一覧

『Lights』について

私の処女作です。 今後公開予定の物語たちにも関係してくる軸の物語になるので、少しづつ修正しながら載せて行きます。 本家、アメブロにも掲載してあります。 BTSメンバーのお名前とイメージをお借りしています。 実在の人物とは関係ありませんので、ご承知…

Lights:3

2人分のコーヒーを入れて、彼の前に差し出す。 「……どうも」 2人で1口コーヒーを飲む。 「「ハア」」 同時にため息のような声を出す。私は笑いの沸点が低い。 それだけで、涙が出るほど笑ってしまっている。 「そんなに可笑しいですか?」 「ごめん……なさい……でも…

Lights:2

2 「綺麗よ、いのり。」 私の名前、いのり。母は韓国人。日本人の父と再婚する時、私は既にお腹の中にいた。 日本人の父には息子がいた。 5歳年上のオッパ。 私には血の繋がらない兄が出来た。 「…いのり、今日で最後にしよう?」 「…大丈夫、今日で辞めるよ。…

Lights

1 私は私が嫌いだ。 こんな風になってしまった自分も。 こんな風にしてしまった自分も。 私はふたつの顔を持つ。 昼間は伯母の喫茶店を手伝う。 事故で片目の視力はほとんど失われてしまった。それまでやっていた水泳もやめた。 メダルなんてものも取った事…

いつか、私はいなくなるから……2

2 とぼとぼと歩く街並みは、クリスマスムード。 通りの木々にイルミネーション。 ……来年は見れないのかもしれないな。 そんな風に感じたら、スマホ取り出して、あまりしないイルミネーションをバックに自撮りなんてしてみたり…… ……ああ、はずかし。 スマホが…

いつか、私はいなくなるから……

1 「悪性腫瘍?」 「そう、悪性…… ……それも結構ステージも進んでる。」 「……つまりは?」 「……今夜、シオンと一緒に話そう? 今後の治療方針。」 「オッパに言うの? ……私、死ぬかもしれないって? ……無理だよ。そんなこと言ったら、オッパ……」 目の前の女医…

初めまして。

こんにちは。 祈里と申します。 アメブロ https://ameblo.jp/kiminomanae/ こちらでも投稿しております。 創作小説を投稿していきます🍀*゜ よろしくお願いします。